2024.4.09
いちご
皆さん、こんにちは!
月に2回、旬の野菜果物をお伝えしています。
今回は甘酸っぱい味わいと可愛らしい姿が魅力のいちごの紹介です。
【いちごの特徴】
旬は12月〜5月。
見た目が可愛らしく春を告げるフルーツとして大人気です。
春には飲食店やお菓子売り場、高級ホテルのビュッフェのいちごフェアやいちご狩りで賑わいます。
旬の時期が長い理由は品種によって旬が異なること、品種改良により長い期間美味しく食べることができるためです。
冬から春にかけて旬を迎えますが、夏から秋にかけて旬の品種も存在しています。
一番の旬と言われるのは1月から3月にかけての寒い時期。
現在4月は、温かくなり寒い時期のものよりも水分を含み柔らかいものが多い傾向にあります。
【選び方】
・サイズが大きいもの、ヘタの部分がしなびておらず、色が鮮やかで麦わら帽子のような形をしているもの。
・ヘタから肩の部分までの距離が長いもの。
・ヘタがきれいな緑色でピンと張っているもの。
・ヘタの近くまで赤いものが完熟しているもの。
・つぶつぶがくっきりしているもの。
【保存方法】
水に濡れると傷みやすくビタミンも損なわれるため、洗わずに重ならないように容器に入れラップをして野菜室で保存します。
洗って水気を切った後に砂糖をまぶし冷凍保存することも可能です。
砂糖は表面の痛みを防ぐ働きがあります。
【栄養素】
ビタミンC、葉酸、食物繊維が豊富で、中粒なら7〜10粒ほどで1日のビタミンC必要量を摂ることが可能です。
風邪予防と、カリウムも含むことから生活習慣病予防やむくみ解消にも期待できます。
最近の研究では認知症予防の働きもあるとされています。
またビタミンCはメラニンの生成を抑えシミ、コラーゲン生成を促しシワを予防する働きを持つと言われているので美しい肌作りにも。
キシリトールやフラボノイドなどの抗酸化物質を多く含んでおり虫歯予防にも効果的であると言われています。
【おいしい食べ方】
食後のデザートやおやつとして、そのまま味わうのが簡単でビタミンCの効力を損なわない食べ方です。
流水に5分ほど浸けてからふり洗いします。
ヘタはつけたままでないと水っぽくなりビタミンCが流失してしまうのでつけたまま洗います。
ジャムにするとビタミンCは激減しますが、腸内の善玉菌を増やす食物繊維はほぼ残るので便秘解消にぴったりです。
小学生の頃は給食のいちごのジャムが大の苦手でした。
持って帰っては、今は亡き祖母に毎回渡していました。
祖母は笑顔でありがとうね、と言って毎回受け取ってくれるのです。
今思えば某メーカーのいちごジャムが常にあったから、絶対にいらなかっただろうに。
優しい祖母だったなあ、といちごジャムを見るたびに思い出します。