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FARMIふぁーみ 幸せを育てよう!みくりやグループの社内報

旬をお届け! > みくりや青果
2024.8.23

なす

皆さん、こんにちは!

月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。

今回は焼く・煮る・揚げると様々な調理法で楽しめる夏野菜の代表格、なすの紹介です。

 

【なすについて】

〇旬は5〜10月の初夏から秋にかけて

〇煮る・焼く・揚げると調理法を選ばない

〇ほとんどが水分でできているため、夏の暑さに疲れた身体が本能的に求める野菜

 

 

 

【栄養効能】

・皮に含まれている色素成分のナスニンは、強い抗酸化作用のあるアントシアニン系の色素でコレステロールの酸化を防いで、細胞の老化やがん化を抑える働きがあります。

そのほかにも眼精疲労を和らげ、視力の回復を助ける効果があります。

青紫色の成分なので、皮の色が緑や白の品種にはほとんど含まれません。

・成分のほとんどが水分でビタミンやミネラル、食物繊維を含みますが、それほど多くありません。ただし、利尿効果のあるカリウムは比較的多く含まれています。

 

《主婦の方必見!知らないともったいない!!》

【失敗しないなすの選び方、保存方法とおいしい食べ方、食べ合わせのポイント】

【選び方】

・皮の紫色にムラがないもの

・傷がなく艶がありふっくらとしているもの

・押し返すくらいの適度なハリがあるもの

・ヘタが尖っていて触ると痛いくらいのもの

 

 

【保存の仕方】

・冷気にあてるとしぼむため、ひとつずつラップで包む、またはポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存。

・なすは低温に弱く冷やしすぎると硬くなるので、暑い時期以外は室内の涼しいところで保存。2~3日ほど保存可能。

 

【おいしい食べ方】

・切り口が空気に触れると茶色く変色するため、調理をする直前に切るか、切った後水にさらすようにします。秋茄子はアクが強いのでアク抜きを忘れずに!

・煮物にする場合は出てくる水分のことを考え、煮汁は控えめにします。

・炒め物にする場合は、調理の前に塩をふると水分が出るので水っぽくならずおいしく出来上がります。

・油と相性がよく揚げたり炒めたりすることで甘味が増します。ただし吸油率が高いのでダイエット中の人は他の調理法で!

 

 

【効果アップの食べ合わせ】

免疫力アップ なす➕うなぎ

抗酸化作用のあるなすのビタミンCと、免疫力を高める鰻のビタミンAで免疫力アップ

 

高血圧予防  なす➕豚肉

なすに含まれるカリウムが血圧をさげ、豚肉のタンパク質が丈夫な血管を作る

 

疲労回復   なす➕牛肉

なすに含まれるコリン、牛肉に豊富な鉄で疲労回復

 

子どもの頃はなすの美味しさがよくわからなかったのですが、大人になってから美味しさに気づき、今では大好物のひとつです。

たっぷりの油で炒めて食べるのが最高のおかずです。

シンプルな作り方のものが身に染みるようになると年を重ねたと実感しますね。