2024.9.26
さつまいも
皆さん、こんにちは!
月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。
今回はほっこりとした甘さが魅力のさつまいもの紹介です。
【さつまいもについて】
・収穫時期は8〜11月ごろ。収穫直後は甘くなく、1ヶ月以上熟成させるため、食べごろは少し寝かせた10〜1月ごろです。品種によって旬の時期は若干異なります。
・痩せた土地でも育つことから、飢餓に強い作物として栽培が奨励され、全国的に普及しました。
・美容と健康に嬉しいビタミン類が豊富なうえ、不足しがちな食物繊維が豊富です。主食にしても十分なエネルギー量を持ち、少量でも満足感を感じやすいため減量中のおやつに適しています。
【栄養効能】
・主成分は炭水化物の一つで、エネルギー源となるでんぷんです。
生活習慣病の予防に役立つカリウムや、腸をきれいに掃除する食物繊維が豊富ですが、糖質が多いので摂り過ぎると脂肪に変わってしまい、内臓のまわりや皮下にたまってしまうので注意が必要です。
含まれている水溶性食物繊維は、腸で水分を吸収し膨らむため満腹感を感じやすいので、ダイエット中のおやつに最適です。
・ビタミン類が豊富で、中でもビタミンCはりんごの約7倍含まれています。
タンパク質の代謝を助けるビタミンBも豊富で、ビタミンCとの相乗効果で活性酸素の害から体を守る働きが高まることが期待できます。
《主婦の方必見!知らないともったいない!!》
【失敗しないさつまいもの選び方、保存方法とおいしい食べ方、食べ合わせのポイント】
【選び方】
・凸凹が少なくなめらかなもの
・皮の色が鮮やかで艶がありふっくらしていているもの
・ずっしりと重いもの
【保存方法】
・新聞紙で包むか、段ボール箱に入れて冷暗所で保存。約2週間の保存が目安。
・温度が低過ぎると低温障害を起こすので、冷蔵庫での保存は避けます。
【美味しい食べ方】
・さつまいもに含まれるアミラーゼという酵素は、でんぷんを分解し甘味度を高めることが知られています
内部の温度がゆっくり上昇するようにさつまいもを加熱すると、アミラーゼの働く時間が長くなるため、低温でじっくり加熱することで甘味が増します。
・薄い皮の下にアクが多いため、皮付きで使うときは3分ほど水に浸します。
【効果アップの食べ合わせ】
・さつまいも➕りんご→がん予防・便秘防止
さつまいものビタミンCには抗酸化作用、りんごのカリウムには血圧を下げる効果が期待できます。さつまいもとりんごは、食物繊維豊富で便秘防止に最適な組み合わせです。
・さつまいも➕にんじん→生活習慣病予防・風邪予防・美肌効果
食物繊維が豊富なさつまいもに、ビタミン類が豊富なにんじんを組み合わせて生活習慣病や風邪予防に。
食物繊維で肌荒れの原因であることの多い便秘を解消し、加えてビタミンC、Eの効能で美肌効果も。
・さつまいも➕牛乳→ストレス予防
ストレスによって失われやすいビタミンCを多く含むさつまいも、脳の興奮を抑える働きのあるカルシウムを含む牛乳でストレスを予防しましょう!
秋の味覚といえば「芋栗南京(いもくりなんきん)」ですよね。
言葉の由来は諸説ありますが、江戸時代に女性が好きなものとして「芝居蒟蒻芋南瓜(しばい・こんにゃく・いも・かぼちゃ)」と並べたことと関連しているそうです。
亡き祖父は焼き栗があれば購入し、黙々と剥いて食べていました。父は焼き芋が好きでスーパーに行くと、毎回と言っていいほど購入していますし、息子も焼き芋が好きです。旬の美味しいものは老若男女問わず好きだよな、と思います。美味しいものは皆で楽しみたいですよね!