2024.3.04
プロ第5戦に挑む井上彪(たける)選手
皆さん、こんにちは!
プロボクシングで4連勝中の井上彪選手の第5戦の日程が決まりました!
第5戦は、大阪市立住吉区民センターで4月21日(日)に行われます。
井上彪選手(以下「井上」と表記)に意気込みなどを熱く語っていただきましたので、ご紹介します。
―第5戦の決定、おめでとうございます!
まず、意気込みを聞かせていただけますか?
[井上]
ありがとうございます。
第5戦という早い段階で、タイトルマッチの機会をいただけたことに本当に感謝しています。
対戦相手は、WBOアジアパシフィックライトフライ級チャンピオンで、世界ランキングも1桁台です。
とても強い相手なので、下馬評では僕の方が不利だと言われています。
ですが、これまでやってきたこと、これからの積み重ねをすべて出し切ることができれば、勝利することもできると思っています。
勝てば、世界ランキングが1桁台になることは間違いなく、「世界チャンピオンになる」という『夢』が現実味を帯びてきます。
絶対勝ちます!
―今回はポスターでも大きく取り上げておられ、試合もメインイベントとして行われます。
どういった試合展開を考えておられますか?
[井上]
相手はフィリピン人選手でガードを固めてくると思うので、こちらが甘いパンチで攻めてしまうと、一気にカウンターをくらってしまいます。
フィリピン人選手は運動能力が高く、フィジカルも強いので、いかにガード技術でカバーしていくかが大事です。
点数を稼いでいく試合運びをイメージしており、最後まで危険なパンチを回避して、こちらからのクリーンヒットを多くとっていきたいです。
自分のパンチだけ当てて、相手のパンチはほとんどもらわないような試合ができればと思っています。
―特に注目してほしいところや意識されていることを教えていただけますか?
[井上]
トレーナーと勝つために必要なことを話し合いました。
派手な倒し方やパンチで魅せるよりも、淡々とラウンドをこなしていくためにも「ディフェンス」が大事だと教えられたので、次の試合ではディフェンスを意識して挑みます。
―これまで4連勝されてきたので、すでに注目されているかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか?
[井上]
早めにランカー入りはしましたが、そこまで知名度は高くありません。
ただ、次の試合で勝てば、注目を浴びて「近いうちにチャンピオンになるのでは?」と、僕のことをこれまで知らなかった方からも認知され、評価していただけるかもしれません。
勝って、皆さんに知っていただくきっかけになれば嬉しいです。
―次戦への意気込みとして『発揮』という言葉を掲げていただきましたが、その言葉に込めた想いを聞かせていただけますか?
[井上]
アマチュアでそれなりに経験を積み、プロでも4戦経験してきました。
プロとしての戦い方も徐々に分かってきました。
次の対戦相手はとても強いですが、技術的なもので劣っているとは思っていません。
やってきたことを十分に『発揮』することで、良い試合、結果になると信じ、この言葉を掲げました。
―積み重ねてきたものを発揮することが大事なんですね。
[井上]
そうですね。
ここ最近は様々な方がスパーリング相手になってくださいました。
WBC前日本チャンピオンの方やタイのトップランカーともスパーリングをし、自分の持っている技術をどのように活かせるかが明確になりました。
また、同時に分かった課題や修正点をこれからのトレーニングで直していけば、皆さんに良い報告ができると思います。
―強い相手とのスパーリングを通して、ご自身の強みや改善点が見えてきたのですね。
最後に、みくりや青果の従業員に向けてメッセージをお願いします。
[井上]
応援していただいている皆さんのサポートがなければここまで来ることはできませんでした。
本当に感謝しています。
試合前は休みをいただき、ボクシングに集中できる環境をつくってくださる皆さん、ありがとうございます。
勝利の報告が自分なりのお礼だと思っているので、格上の相手ではありますが、必ず勝ちます!
プロボクシングに挑戦して良かったと思える1つの「カタチ」であるベルトを巻いて、皆さんに挨拶できるように頑張ります!
―ありがとうございます。
みくりや青果は、「世界チャンピオンになる」という『夢』の実現に向けて、これからも井上彪選手を応援していきます!