2024.3.23
伊予柑
皆さん、こんにちは!
月に2回、旬の野菜果物をお伝えしています。
今回は「いい予感」の語呂合わせで縁起のいい食べ物・合格祈願としても人気の「伊予柑」の紹介です。
【伊予柑の特徴】
旬は1月〜3月頃。
山口県が原産で現在は主に愛媛県で生産されています。
艶のある橙色の厚めの皮にたっぷりの果汁とやわらかな果肉、爽やかな香りと程よい甘酸っぱさが魅力です。
みかんと同様に、枝の先で太陽の光をたっぷりと浴びた実が濃厚な味の実となります。
【伊予柑の栄養素】
柑橘類は抗酸化作用や風邪などに対して抵抗力を強める働きを持つビタミンCが豊富な果物ですが、旬の時期はビタミンCがさらに豊富になります。
伊予柑1個(標準サイズで約250グラム)食べることで、1日のビタミンC必要摂取量の半分以上を摂ることが可能です。
酸味の爽快さは疲労回復の効果があると言われるクエン酸がもたらしてくれるものです。
疲労回復・風邪予防に効果が期待できる栄養素が豊富なので、季節の変わり目の寒暖差などで体調を崩しやすい今の時期にぴったりな果物ではないでしょうか。
【選び方】
・ヘタの部分が小さい
・皮に艶があり色が濃いめの橙色でハリがある
・手で持った時にずっしりと重みがある
【保存方法】
直射日光を避けて風通しのよい涼しい場所で保管します。
冷蔵庫での保存は乾燥を避けるため袋に入れる、または一つずつ新聞紙やラップに包んで野菜室で保存。
この時、ヘタを下に向けて保存すると鮮度を保ちやすくなり長持ちします。
【食べ方】
ヘタのついていない側の方が皮が柔らかいのでそちらから剥いてきます。
手で剥くのがちょっとなあ…という方は、包丁でヘタとヘタのない側を切ってから外皮も包丁で剥くとより気軽に食べられるのでぜひ試してみてください。
買った伊予柑がパサパサだった、なんてこともありますよね。
収穫後の長期保管、収穫前の寒波の影響が原因のことも多いそうです。
パサパサのものはジャムに、とアレンジレシピでよく見かけますが作るのはなかなか難しいですよね。
とても簡単な方法ですが、ヨーグルトと一緒に食べると伊予柑がヨーグルトの水分を吸収して美味しくいただけるのでおすすめです。
うちの子どもは柑橘類が好きでよく食べます。
みかんは自分で剥けますが、伊予柑はまだ小さいので自分では剥けません。
子どもの頃、母によく剥いてもらったなと思い出し、自分がしてもらったことを子どもにしていけたら良いな…と思いながらも今日も私は子どもにバナナを渡すのでした。