2024.4.26
アスパラガス
皆さん、こんにちは!
月に2回旬の野菜を紹介しています。
今回は美しい緑色と独創的な穂先の形、身体を元気にしてくれる栄養素をたっぷり含み、炒めても揚げても蒸しても美味しい春の野菜アスパラガスのご紹介です!
【アスパラガスの特徴】
簡単な調理法でおいしく食べられるアスパラガス。
抗酸化作用が高く、老化防止、美容効果、疲労回復、スタミナ増強と栄養素が非常に充実しています。
緑色のグリーンアスパラガスと白色のホワイトアスパラガスがありますが、栄養成分が多いのはグリーンの方と言われています。
太陽の光を十分に浴びて色が濃くなったのがグリーン、日光に当たらないように遮断し真っ暗の中で育てられたのがホワイトです。
グリーンの旬は5月〜6月、ホワイトは4月〜6月ごろです。
流通量の少ない紫色の品種や、10センチほどの長さで若取りし下処理の手間がかからないミニなどもあります。
【選び方】
・穂先がしっかりと詰まっているもの。
・太さの違いは水分量の違いなのでお好みのものを選びましょう。
⚪︎柔らかさ重視なら茎が太いもの。
⚪︎旨味と香り重視なら細いもの。
・茎が鮮やかな緑色のもの。
【保存方法】
・しなびやすいので冷蔵庫保存時はラップに包む。
・風味が長持ちするため立てて保存。
・2〜3日で食べ切るのが難しい場合は、固めで茹でて2〜3ヶ月冷凍保存が可能。
【栄養素】
抗酸化作用に優れるビタミンA、貧血防止に効果的な葉酸、骨の健康に不可欠なビタミンK、カリウムなどのミネラルも多く含む栄養価が高い野菜です。
名前の由来ともなったアスパラギン酸はドリンク剤の栄養成分としてもお馴染みで疲労回復やスタミナ強化に、穂先にはルチンが含まれ毛細血管を丈夫にして血圧を下げる効果が期待されます。
【おいしい食べ方】
茹でておひたしや和え物、炒め物や揚げ物にしても風味が損なわれないためお好きな食べ方で。
栄養素を余すことなく摂りたい!という方には水溶性ビタミンB1等を含むので蒸す・茹でる・煮る食べ方や、脂質性のビタミンA・Kを含むので油炒めやオイルドレッシングをかけて吸収率を上げて食べるのがおすすめです。
穂先派か根本派かで好みが分かれることもあるアスパラガス。
皆さんはどちら派ですか?
私は歯応えがある方が好みなので根本派です。
アスパラで思い出すのが、今は亡き祖父のことです。
祖父がホワイトアスパラガスにマヨネーズをつけて晩酌をしていた姿が母の中で強く印象に残っていて、命日には母がスーパーで水煮のホワイトアスパラガスを買ってきて仏壇にお供えします。
ビールやウイスキーのお供によく食べていたそうで、この記事をきっかけに祖父を思いながら晩酌のお供にホワイトアスパラガスを食べたいと思います。