2024.5.10
サヤエンドウ
皆さん、こんにちは!
月に2回旬の野菜を紹介しています。
今回は美しい緑色で彩りに大活躍のサヤエンドウを紹介します。
【サヤエンドウについて】
「えんどう」の若いさやと豆を食用にするものをサヤエンドウと呼びます。
絹さやもスナップエンドウもサヤエンドウですが、今回は絹さやをメインに紹介します。
絹さやとスナップエンドウの違いについては後ほど説明しますね。
サヤエンドウは小さなさやの中に栄養がぎっしり詰まっています。
旬は春、4〜5月です。
【栄養効能】
緑黄色野菜と豆の栄養を併せ持ったサヤエンドウ。
緑黄色野菜と同様にカロテンやビタミンCが豊富です。
ビタミンCの含有量はいちごと遜色ないほど。
豆類の栄養面の特徴として、タンパク質や糖質を多く含みます。ビタミンB1や必須アミノ酸のリジンなども含まれます。
リジンは体の成長や修復に関わる成分で、集中力を高めカルシウムの吸収を促進する効果が期待されます。
【選び方】
・さやに張りがあるもの
・ヘタの色が鮮やかな緑色のもの
・ヒゲが白っぽく、ピンとしているもの
・豆が入っているかわからないくらい薄いもの
【保存の仕方】
・乾燥で味が落ちるので、ポリ袋等に入れて冷蔵庫保存します。
・冷凍保存する場合は、新鮮なうちにさっと茹でて保存袋にて可能です。
【おいしい食べ方】
水に溶けやすく熱に弱いビタミンCや、熱で酵素が壊れやすいビタミンB1を多く含んでいるので、茹ですぎ・火を通しすぎるのは禁物。
大きい物でも1分半ほどあれば十分に火が通るので注意が必要です。
煮物などに加える場合は火を止めてから加えるようにすると、栄養・歯ごたえの両方の面を損なわずに味わうことが可能です。
付け合わせだけではなく卵とじや胡麻和え、塩茹でしてからバターやオリーブオイルなどの油で炒めても美味しくいただけます。
↑こちらはスナップエンドウ。
この記事を書いている時に、エンドウ豆のことをたくさん調べて頭が混乱してしまいました。
サヤエンドウは絹さやでスナップエンドウでグリーンピースもエンドウ豆も仲間で…何が違うっけ???と。
間違えやすいえんどう品種の違いをまとめてみました。
表にまとめるとスッキリしますね。
私はスナップエンドウの筋を取る作業が好きです。
スーッっと筋が取れるとなんだか丁寧に料理をしている気分になれるから…という理由と、以前筋を丁寧に取らずに調理して筋が口の中に残り非常に残念なことをしたからです。
あんたが言うんかい、という感じですが皆さん筋は丁寧に取りましょうね!