2024.6.25
とうもろこし
皆さん、こんにちは!
月に2回旬の野菜・果物を紹介しています。
今回はお米、小麦と並ぶ代表的な穀物のとうもろこしの紹介です。
【とうもろこしについて】
旬は6〜9月。
栽培の約半分は北海道ですが近年は関東地方の栽培も多いです。
お米、小麦と並び多くの国で主食とされているとうもろこし。
主食とされるほどなので野菜の中では高カロリーで糖質、たんぱく質が主成分です。
【栄養効能】
・食物繊維を多く含み、コレステロール値を下げる働きのあるリノール酸や、ビタミンBが含まれ加熱してもこれらの栄養は失われにくいです。
食物繊維が最も多いのが粒の皮の部分。水に溶けない不溶性食物繊維が大半を占め
排泄を促して腸内環境を健全に整えるので、便秘の改善、大腸がん予防の効果が期待できます。
・胚芽の部分にビタミンB1・B2・Eなどのビタミン類、カリウム、リンなどのミネラルを含んでいます。
・タンパク質を構成するアミノ酸には、疲労回復効果が高いことで知られるアスパラギン酸、脳の機能を活性化させるグルタミン酸、免疫機能を向上させるアラニンを含んでいます。
《主婦の方必見!知らないともったいない!!》
【失敗しないとうもろこしの選び方、保存方法とおいしい食べ方のポイント】
【選び方】
・実が先までぎっしり詰まって、ふっくらツヤツヤしているもの
・ひげがフサフサしているもの(ひげの本数は粒の数と同じ)
・ひげの茶色が濃いもの(成熟度が高く、甘味も強め)
・皮は淡い緑色で筋目が多いもの
【保存の仕方】
・収穫直後から味が落ち始めるので生のままの保存は避けます。
・その日のうちに食べない場合は茹でる、もしくは蒸してからラップし、冷蔵保存または冷凍保存します。
冷凍保存可能期間は1ヶ月ほど。
【おいしい食べ方】
・茹でるときはすべての表皮を剥ききらず、最後の1枚を残すことがポイントです。こうすることで旨味を閉じ込めます。
・茹で方で仕上がりが変わります。
①水から入れ沸騰後3〜5分→ジューシーでふっくらした仕上がり
②お湯から3〜5分→シャキッとした仕上がり
③ラップをして電子レンジで(600W)で5分→味が凝縮され水っぽくならない仕上がり
※皮つきならラップなしで加熱可能ですが、ラップをしても特に問題はありません。
・とうもろこしは劣化がかなり早い野菜なので、できる限り買ったものをその日のうちに食べるのが良いです。
・食べ終わったあとの芯にはまだまだ旨味がたっぷり残っています。
芯を水からゆっくり煮出すと、風味の良いスープがとれるので是非一度試してみてください。コーンスープの出汁として使ったり、卵を入れたりとご自身でアレンジしてみてくださいね。
とうもろこしを見ると、女の子がとうもろこしを持ってお母さんに会いに行く某国民的アニメ映画が頭に浮かぶのは私だけでしょうか。
今が旬のとうもろこし、おいしくいただきましょう!