2024.7.22
『デザイン経営の好循環』強化プロジェクトを開催しました!
皆さん、こんにちは!
7月19日(金)に、場内「大会議室」で開催された【『デザイン経営の好循環』強化プロジェクト】に参加させていただきました。
各種公開セミナーや大手メーカーの社内セミナーの講師を多数務めておられる弁理士の土生哲也先生にお越しいただき、講義を行っていただきました。
また、池田泉州銀行の真鍋充宏様、平田宗己様にもお越しいただき、ワークショップで各グループを回られ、参加者の気づきを促してくださいました。
今回のプロジェクトは全5回を予定しており、みくりや青果グループとして、共に同じ方向を向いてこの難しい時代を乗り越えていきたいとの想いで始動しました。
多様性の時代と言われる昨今、人それぞれが違う中で重なる部分(共通了解)を見つけていくための第一歩になった講義・ワークショップの様子をお伝えします。
前半は、土生先生による『デザイン経営』についての講義です。
最初に簡単なワークとして、1枚の写真を見てタイトルを1人ずつ考えてもらいました。
日々、青果物と接しているからこその見方が目立ち、皆さん共感されていました。
このワークを通して、「同じものを見ていても、人によって注目することは異なる」ことを学びました。
これまでは、モノ不足や多様なニーズに応えるためにロジカルな戦略が必要とされてきましたが、21世紀は「正解がない」問題に対して、どのような考えで向き合っていくのかを考えなければなりません。
そこで必要とされる考えが「デザイン」です。
20世紀型の競争社会から21世紀型の価値デザイン社会へシフトしてきた中で、どのように新しい価値を提案していくのかを、講義を通して学びました。
後半は、ワークショップを行いました。
グループに分かれて、「こういうところが、うちの会社らしいなぁ」と感じられる写真をもとに、その写真を選んだ理由やみくりや青果に対する想いを話し合いました。
一人ひとりがお話しされた中で、キーワードを抽出する中で、お互いが共通で考えていることやみくりや青果らしさが見えてきました。
また、以前社長がみくりや青果の人格を「青果サポーター」と表されていたので、「青果サポーター」とは何か、についても話し合いました。
どのグループも盛り上がっており、最後にグループから1人ずつ発表いただきました。
青果物を通して、人のことを考えていることは皆さん同じったので、これこそが「共通了解」なのだと思います。
参加されたある課長の方が、
「おもしろかったです。
『デザイン経営』という言葉は初めて聞きました。
これまでロジカルに考えてくることが多かったので、内容が新鮮でした。」
と話されているように、普段の仕事の中では学べないことを教えていただき、学びの多い2時間となりました。
みくりや青果グループの今後ますますの発展のためにも、『デザイン経営』を取り入れることは大切だと実感しました。
次回以降もメンバーを入れ替えながら、皆さんと進めていきたいと考えていますので、今回学ばれたことを是非、他の方にもお話しいただければと思います。
土生先生、真鍋様、平田様、誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。