2024.7.25
ゴーヤー
皆さん、こんにちは!
月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。
今回は表面にある緑のイボと独特の苦味が魅力のゴーヤー(苦瓜)の紹介です。
【ゴーヤー(苦瓜)について】
和名で苦瓜(にがうり)、沖縄ではゴーヤーと呼ばれています。
沖縄では昔から食べられていましたが、全国的に普及したのは1990年代に入ってから。
苦味成分に食欲増進効果があり、夏バテ予防にぴったりの夏野菜です。
【栄養効能】
・ゴーヤーの特徴である苦味のもとになっている成分モモルディシンは、食欲増進のほかにも血糖値を下げる働きも期待できます。
・ビタミン・ミネラル共に豊富ですが、特にビタミンCが豊富で含有量は緑ピーマンとほぼ同等です。豊富なビタミンCと苦味成分の相乗作用により、老化の抑制や動脈硬化の予防の効果が期待できます。ワタには果肉の1.7倍のビタミンCが含まれているのでワタも捨てずに食べたいですね。
・ナトリウムの排出を促すカリウムの含有量が多く、体内の水分バランスを失いやすい夏場にぴったりの野菜です。カリウムは高血圧予防に効果があります。
《主婦の方必見!知らないともったいない!!》
【失敗しないゴーヤーの選び方、保存方法とおいしい食べ方、食べ合わせのポイント】
【選び方】
・イボがしっかりしていて弾力のあるもの
・皮は緑色の濃いものの方が味が良い(苦味もやや強くなる傾向にある)
・表面のイボが隙間なく詰まり、欠けたりつぶれたりしていないもの
【保存の仕方】
・余った分を保存する時は種とわたから傷んでくるため取り除き、水気をよく拭き取ってから新聞紙に包んで冷蔵庫に1週間ほどなら保存可能。冷凍保存ならラップに包み保存容器に入れ1ヶ月ほど可能。
・茹でてから保存すると苦味が緩和されます。茹でた後はしっかり冷まし、水分をしっかりと拭き取るのがポイントです。
【おいしい食べ方】
・よく洗ってゴーヤーをそのまま魚焼きグリルで焼くと蒸し焼き状態になり旨味が凝縮されます。
・捨ててしまうことの多いワタと種には栄養成分がたっぷり含まれています。衣をつけて天ぷら、卵で絡めてピカタ、お味噌汁にも合います。
・苦味成分は水溶性なので苦味を抑えたい時はスライスしてから塩揉みするか、下茹ですると抜けます。
【効果アップの食べ合わせ】
夏バテ解消 ゴーヤー➕豚肉
豚肉に含まれるビタミンB1には疲労回復効果ありストレスで失われるビタミンCをゴーヤーで補います。
美肌効果 ゴーヤー➕鶏肉
ゴーヤーに含まれるビタミンCが、鶏肉のコラーゲン生成を助けます。
疲労回復 ゴーヤー➕鰻
ゴーヤーに含まれるビタミンCとウナギに含まれるビタミンAが疲労回復の効果が期待できます。
お肉を食べるのがしんどい時は、ゴーヤー+車麩(くるまぶ)+ツナ+卵でフーチャンプルーを作ります。
お肉とはまた違ったコクがあって消化もいいのでおすすめです。
車麩は案外安く、食べ応えがあるのでおすすめの食材です。
ぜひ試してみてくださいね。