2024.10.04
『デザイン経営の好循環』強化プロジェクトを開催しました!
皆さん、こんにちは!
10月3日(木)に、場内「大会議室」で開催された【『デザイン経営の好循環』強化プロジェクト】に参加させていただきました。
今回は夜勤の方にもご参加いただけるように、午前8時からスタートしました。
土生哲也先生、真鍋充宏様、朝早くから誠にありがとうございます。
ワークショップでは、お二方に各グループのファシリテーターを務めていただき、参加者の方が日々仕事で感じている想いを引き出してくださいました。
組織の規律を重んじる絶対主義から、個人を尊重する相対主義へと、世の中が変化していく中で「この部分は同じだよね」といった共通の部分(共通了解)を見つけていくための本プロジェクト。
回を重ねる中、また、新しい参加者の方が加わっていく中、どのような学びがあったのでしょうか。
アイスブレイクでは、2人が野菜(キャベツ)を詰めている写真を見て、それぞれの吹き出しにどのようなセリフを入れるのか、1人1人お話しいただきました。
人(顧客/同僚/生産者)に注目する方もいれば、商品(キャベツ/商品)や仕事(検品/配送)に注目する方もいらっしゃいました。
このアイスブレイクを通して、参加者の方が仕事に対して何を意識されているのかが見えてきました。
部署による傾向だけでなく、同じ部署であっても、出荷担当の方は生産者のことを考え、検品担当の方は消費者のことを考えるなど、立場によって見方が異なることがわかりました。
アイスブレイクの後は、土生先生による『デザイン経営』についての講義です。
ビジネス全般で「デザイン」が求められる背景には、正解のない「厄介な問題」が増えてきているからです。
20世紀は「良いものをつくれば売れる」時代で、「モノ」が欲しいというモチベーションが人々を突き動かしていました。
ところが、21世紀以降は「モノ」が広く行き渡り、需要よりも供給が大きくなりました。
「モノ」をつくるだけでは売れなくなり、「新しい価値の提案が求められる」時代に『デザイン経営』が注目されるようになったというわけです。
『デザイン経営』とは簡単に言うと、ビジョンに向かって試行錯誤しながら進めていく経営手法です。
講義の中で土生先生は、次のようにお話しされました。
「『人格形成』がしっかりできている会社は伸びていっています。
『わが社だからできる』『わが社がやらなければならない』といった存在理由が明確な会社はなくなりません。」
ワークショップでは、1人1人が「こういうところが、うちの会社らしいなぁ」と感じられる写真をもとに、その写真を選んだ理由をお話しいただきました。
今回はキーワードを書き出した後、みくりや青果グループを一言で表すことにチャレンジしました。
私のグループは「赤と緑のONE TEAM」(赤は【情熱】を、緑は【思いやり】を表しています)、もう一方のグループは「継続と力なり」という言葉が選ばれました。
参加者の方から、
「現場の方の意見が新鮮で、もっと多くの方のお話を聞きたいと思いました。」
「2回目以上の参加者であっても、出てくる意見が変わってきており、新しい発見がありました。」
などのお声をいただきました。
フラットな場で渦を起こすのが『デザイン経営』であり、これまでご参加いただいた方、今回新たに加わっていただいた方には是非、渦の中心になっていただければと思います。
ご多忙の中ご参加いただいた方、また、仕事終わりのお疲れの中ご参加いただいた方、ありがとうございます。
土生先生、真鍋様、誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。