2025.5.31
ピーマンに込めた決意―新入社員が語る【デザイン経営】の学び
皆さん、こんにちは!
5月30日(金)に、場内「大会議室」で【『デザイン経営の好循環』強化プロジェクト』】が開催されました!
弁理士の土生哲也先生、池田泉州銀行の平田宗己様、原真奈美様にお越しいただきました。
朝早くから誠にありがとうございます。
今回は、5月26日にみくりや青果株式会社へご入社された橋本敦煕(あつき)社員がご参加されましたので、お話を伺いたいと思います。
―橋本さん、まだまだわからないことがたくさんある中で、ワークショップの準備から関わっていただきありがとうございます。事前準備を行ってみてどうでしたか?
[橋本]
最初は何から始めればよいか戸惑いもありましたが、「ワークショップを滞りなく進行させるには何が必要か」という目的意識を持つことで、徐々に準備の全体像が見えてきました。
その中で特に大きかったのは、上司から具体的なアドバイスや進め方を教わりながら取り組めたことです。滞りなく進めるための段取り、資料の整え方、参加者への配慮など、単にタスクをこなすだけでは得られない実践的な知識を数多く学ぶことができました。教えていただいた内容の一つひとつが、今回の準備の質を高める大きな支えとなりました。
さらに、私自身がワークショップの参加者でもあるため、「これなら理解しやすいだろうか?」「積極的に関われそうだろうか?」という視点で事前準備を行うことができました。単に提供する側としてではなく、参加する側としての目線を持って準備できたことで、より実践的で意味のある準備につながったと感じています。
今回の経験、そして上司から得た学びは、今後の業務においても非常に貴重なものとなりました。今後も、目的を見失わず、相手の立場に立った準備と工夫を大切にしていきたいと思います。
―ありがとうございます。目的意識を持ち、一つひとつの準備を丁寧に行ってくださいましたね。
ワークショップの内容やご感想をお聞かせいただけますか?
[橋本]
今回のワークショップは【『デザイン経営の好循環』強化プロジェクト】というテーマで行われ、デザインの持つ意義や、企業が社会に対してどのように存在していくべきかといった内容について深く学ぶことができました。
ワークショップの冒頭には、参加者同士の緊張をほぐすためのアイスブレイクが行われました。
たくさんの青果の写真を見て、自分はどの野菜に当てはまるか、その理由を発表するというユニークな形式で進行し、私は「ピーマン」を選びました。
苦手に思われがちな存在でも、食べてみればその美味しさに気づける野菜であり、一緒に働く方々にも、徐々に私という人間を知っていただけるよう努力していくという意気込みを込めてピーマンを選びました。
ワークショップでは、デザインの意義が時代と共に変化していることについて学びました。
かつては製品の見た目や使い勝手など、商品に直結するデザインが重視されていましたが、現代においては、企業そのものが社会に対してどのように貢献し、存在するべきかという「社会的なデザイン」が求められていることを学びました。
土生先生からは、他社のデザイン事例も紹介いただき、具体的なイメージを持って理解を深めることができました。
後半では、「みくりや青果」が、社会に対してどのような存在であるべきかを考えるワークに取り組みました。
参加者一人ひとりが「上司や先輩、同僚から言われて今も覚えている言葉」を題材にエピソードを共有し、その中から共感できるキーワードを抽出しました。
それらをもとに自社のデザインの方向性を探り【みくりや青果とは…】に続く一言をグループで考え発表するという流れでした。
私のグループでは「人をつなぐ青果のかけ橋」、もう一方のグループでは「新鮮を届ける責任」という一言が選ばれました。
社員一人ひとりが持つ想いや経験を共有することで、普段の業務では知ることのできない一面を知ることができ、とても貴重な時間でした。
今回のワークショップを通して、会社の進むべき方向性について改めて考えることができました。また、他の社員の方々が会社に対してどのような想いを持っているのかを知ることができ、大変有意義な経験となりました。
事前準備から実際のワークショップに参加するまでの一連の流れも知ることができ、貴重な機会をいただけたことに感謝しております。
土生先生の講義で学んだこと、そしてワークショップを通じて得た気づきを、今後の業務に活かしていきたいと思います。
そして、自分自身の進むべき方向をより明確にしていくための一歩としたいと思います。
―ありがとうございます。2時間のワークショップで非常に多くのことを学ばれたことが伝わってきました。
これからも土生先生から教わったことや得た気づきを活かし、また、今回参加されなかった方々にも伝えていってくださいね!
業務ご多忙の中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
土生先生、平田様、原様、いつも誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。